体は思い通りになんて動かない!
アキレス腱断裂をして、松葉杖や車いすを使う生活になった。自由に足が動く時に比べなかなか大変である。
出かけようとして(左足のケガなので車の運転は出来る)忘れ物等すると大変で、パッと家に戻ってサッと忘れ物を取って行く事など出来ず、あ~あと思いながら、松葉杖使い取りに行かなければならない。
また、ちょっとしたコンビニ等ではわざわざ車いすを出すのも大変なので松葉杖を使うが
両手松葉杖だと物が持てない。コンビニのコーヒーが好きでよく飲んでいたが、片手で持つ事が難しいので1人の場合は仕方なくペットボトルのコーヒー買い、リュックに入れて持ち帰る。
あと単純に松葉杖は疲れる。腕や脇腹に負担がかかる。
これまで簡単に出来ていた事が出来なくなり日常生活が大変になる。
これは認知症の症状の一部に共通点がある事に気付いた!
⬆この本を読んだ。様々な症状がポップで分かりやすく書いてある。
本の中で、服ノ袖トンネルという項目がある。その症状は、
- 自分の手足の位置や動かし方がわからなくなり、思い通りに手足を動かすのが難しくなる。
- 空間を認識する能力が低下して服の立体的な形も手を入れる穴の位置もわからなくなる。歯磨き粉を歯ブラシにつける際も高度な空間把握が必要な為、難しくなる。
- 動作の順番がわからなくなり(服を着る際等)、混乱してそれ以上の手順を進められなくなる。
周囲の環境や空間を把握し、身体を正確に動かす行為は、想像以上に難しいことなのである。