車いすとタバコと尊厳。
松葉杖、車いすを使うようになってバリアフリーや障害とは何かと考える様になった。図書館で「尊厳なきバリアフリー」という本を借り読んで見た。
⬇コレ
要約すると障害のある人の人権、尊厳を尊重した上のやさしさ、思いやりを強く意識する事が大切という事。
やさしさ、思いやりというのは無意識でいると相手の人権や尊厳を傷つけてしまう可能性があるという事。
「私がこんなに親切にしてあげているのだから素直に従え」
「障害のある人は弱者で皆に可愛がってもらえる人間にならないといけない」
という無言の圧力を加えている可能性があるのだ。
なるほど!と思ったのは車いすの人がタバコを吸いながら外を歩いているのを見かけた時に私は深く考える事もなく何かカッコイイな〜ワイルドだな~と思ったのだ。
しかし考えてみるとこれは偏見ではないのか?
車いすの人=弱く助けが必要な人、やさしい人、素直で心がキレイな人、聖人、従順な人。というイメージがあり。歩きタバコというギャップが前の思いを生み出したのではないかと思った。
車いすに乗っている人は乗る必要があるから乗っているだけの人だ(私もその一人)それ以上でも以下でもないと思う。